先日こんなツイートを見つけました。
妻が飲み会のため、2人の子をお迎えに行き、夕飯作り、風呂に入れ、いま上がってこれから歯磨き。
17時に退社してダッシュでお迎え行っても、上記をこなすとあっという間に22時。朝はだいたい6:30-7:00に子供ともども起床。
子供の睡眠時間足りてない気がするけど、共働きだとこれ以上やりようがない。— しん@MEXT (@shin_takakusagi) November 13, 2019
妻が飲み会のため、2人の子をお迎えに行き、夕飯作り、風呂に入れ、いま上がってこれから歯磨き。
17時に退社してダッシュでお迎え行っても、上記をこなすとあっという間に22時。朝はだいたい6:30-7:00に子供ともども起床。
子供の睡眠時間足りてない気がするけど、共働きだとこれ以上やりようがない。
いいね数もかなりついていて、やっぱり子供の睡眠時間って多くのパパママが心配することなんだなぁと実感しました。
我が家の3兄弟の睡眠時間
ちなみに我が家は専業主婦の妻が頑張ってくれていて、だいたい19:00までには寝室に向かい20:00頃には3兄弟みんな寝落ちし、朝は6:30〜7:00に起床するという習慣をつけてくれています。
なので我が家は夜のまとまった睡眠時間だけで10時間ちょっと取れていますが、共働き家庭の場合どうしても寝る時間が遅くなってしまいがちですよね。
子供の睡眠時間を確保することは大切だとわかっていながらも、なかなか今の時代、ライフスタイルも変わっているし、誘惑も多いので早く寝かせることって結構難しかったりします。
特に2歳は多くの言葉を覚え始め、ぐんぐん成長する時期です。
そんな2歳の大切な時期には実際どの程度の睡眠を取るのがベストなんでしょうか。
医学的に言われている適切な睡眠時間って?
子供の睡眠は昼寝を含めて何時間の睡眠が理想的なんでしょうか。
調べてみると、アメリカの米国睡眠医学会という組織の発表が見つかりました。
それによると以下のように年齢に応じた適切な睡眠時間があるとしています。
- 4~12カ月:12時間~16時間
- 1歳~2歳:11時間~14時間
- 3歳~5歳:10時間~13時間
- 6歳~12歳:9~12時間
- 13~18歳:8~10時間
年齢が低いほど睡眠時間を多く必要としていることがわかりますね。
ちなみに夜中の12時前後は子供の成長に欠かせないゴールデンタイムだとも言われているので、いくら朝寝・昼寝をたくさんしていても、この時間にはお布団に入ってしっかり寝かせてあげないと成長に影響を及ぼしてしまうんだそうです。
我が家も次女(2歳)が夜10時間、昼寝で2時間くらい(日により違う)の睡眠を取っているのですが、それでも12時間でギリギリです。。。
専業主婦の居る家庭でもギリギリなので、共働き家庭では尚更、理想の睡眠時間を確保するのは難しいということになりますね。
睡眠不足が引き起こす主な影響は?

厚生労働省のページ「睡眠不足や睡眠障害、子どもへの大きな影響」に詳しい説明がありました。
ピンポイントで一部抜粋すると、
睡眠不足は、成長の遅れや食欲不振・注意や集中力の低下・眠気・易疲労感などをもたらします。子どもの場合、眠気をうまく意識することができずに、イライラ・多動・衝動行為などとしてみられることも少なくありません。また睡眠不足は将来の肥満の危険因子になることも示されています。
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-02-003.html
ということです。
- 成長の遅れ
- 食欲不振
- 注意力の低下
- 集中力の低下
- 疲れやすくなる
- イライラ
- 多動、衝動行為
- 将来の肥満化
大人の感覚だと「睡眠不足くらい」と軽く考えてしまいますが、成長期の子供にとってはこんなにも影響が出るものの様で、改めて睡眠って大事なんだなぁと思いました。
勘違いしてしまいがちなのは、他の子よりたくさん遊んで頭を使ったり手を動かしたりしたほうが、経験値が積み重なって成長できるのでは?と思いがちですが、睡眠不足だと常に脳が眠気を感じた状態で、色んなことを経験しても注意力や集中力が欠けているので、経験の密度が薄くなり、かえって身になっていないようです。それに眠いなかで体を動かしていても、怪我もしやすくなって危険です。

寝る子は育つとは良く言ったものですね。
出来るだけ長く、質の高い睡眠を取るためのコツは?

子供は年齢に応じてしっかり長い時間寝かせてあげないといけないことはわかりました。
とはいえ家事もたくさんあるし、そもそもなかなか寝てくれなかったりしますよね。
少しでも早く寝かせ、質の高い眠りをさせてあげるためにできることをまとめてみました。
子供にさせてあげること
- 太陽の日をたくさん浴びる
- 体をたくさん動かす
- ご飯をたくさん食べる
- たくさんお話をする
- お湯に浸かって体を温める
たくさん遊んでたくさん食べることで、しっかり1日分の体力を消費させておくことが寝室に入ってからすんなり寝てくれることに繋がります。ご飯をたくさん食べてお腹いっぱいにすることもそうですし、お風呂でお湯に浸かって体を温めることもすっと寝入るためには重要だと思っています。
大人が頑張ること
- 朝は早く起きる
- 夜ご飯の準備はなるべく時間をかけない
- 夜はデジタルデバイスを見せない
- 入眠の儀式を癖づける
- 起床時間、就寝時間は規則的にする
共働きで寝かしつけの時間が遅くなりがちだとしても、規則正しい生活リズムを作ってあげることで、寝室に行ってから寝付くまでの時間がかからなくなりますので、是非一定のリズムをつくってあげてください。
それから、夜はiPhoneやiPadの様なデジタルデバイスをたくさん見せてしまうと脳が覚醒してしまうと言われていますので避けた方が良いです。
寝室に入ってからは、入眠の儀式をしてあげると安心してすっと寝入ることができるので、これは一番おすすめです。
その子によって好きな寝入り方が違うので、どんな癖があるのか、どんな体制だと寝やすいのかを注意して見つけてあげると良いと思います。ちなみに我が家の子供達もそれぞれ入眠の儀式が違います。
長女はママと手を握る、次女はママの肘を触る、長男はママの上に乗っかってゴロゴロする。
という感じで、4人まとまって寝ています(ママってほんと大変ですね笑)
まとめ
2歳児の理想的な睡眠時間は11〜14時間ですが、なかなか毎日この時間睡眠を確保するのは難しいかと思います。
睡眠不足になると様々子供に影響があることも指摘されていますが、現実的には出来る範囲で最大限睡眠時間を確保してあげられれば十分だと思います。
子供にはたくさん体力を使ってもらい、家ではなるべく早めに寝室に連れて行ける様に準備する。
寝室ではその子が安心できる環境を作ってあげることが一番ですので、是非試してみてくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。