日々読んでいる絵本の作者って気にしたことありますか?
僕は恥ずかしながらあまり気にしてこなかったのですが、ふと気づいたら我が子の大好きな絵本の作家さんが同じ人だったことに驚きました。
林明子さんという方です。
絵本作家「林明子さん」のヒット作品まとめ
- はじめてのキャンプ
- くつくつあるけ
- おつきさまこんばんは
- こんとあき
など、このブログでご紹介した絵本意外にも多くのヒット作を生み出している方でした。
こんなに我が子を引きつける絵本を作る方ってどんな人なんだろう?と純粋にきになったので色々と調べてみました。
↓林明子さんの大人気作品の一つ「おつきさまこんばんは」についてのレビュー記事。ご興味のある方は是非合わせてご覧ください。
↓林明子さんの作品の一つ。「おつきさまこんばんは」は関連グッズまで出ている程の大人気。どんなグッズがあるのかを調査した記事です。ご興味のある方は是非合わせてご覧ください。
絵本作家「林明子さん」のルーツ


- 1945年東京生まれ
- 外国の挿絵などから影響を受け、「しぐさ」を意識していた
※教科書に少女漫画のお姫さまや指、足などの落書きで絵をたしなむ - 高校時代はドストエフスキーを読んでいた
- 横浜国立大学教育学部美術科卒業
※若い頃はアニメーターになりたかったようです
絵本作家「林明子さん」が作品づくりで大事にされていること


- 子どものしぐさの中から詩を生み出している
- 理屈じゃなくて体の毛穴から感じる絵を描きたい
- 自分の個性よりも普遍性を大事にしている
<参考>
対談コラム
wikipedia
絵本作家「林明子さん」が魅力的な作品を生み出し続ける理由


今まで何となく絵本を手に取り読み聞かせをしていたのですが、正直絵本はページ数も少ないし、言葉も絵も少ないので、芸術や美術の専門家でなくても絵本を作られていたりするのかなと思っていました。
ですが、林明子さんのルーツや大事にされていることを知れば知る程、思うことがありました。
逆に、あの短いページで子どもを引きつけ何かを伝えるためには、
- 理屈ではない直感で感じられる絵が必要であり
- 文字の読めない子が絵だけでストーリーを理解できる流れが必要であり
- リズムよく耳障りの良い言葉で飽きさせない表現が必要であり
- 親子で楽しく読める読みやすさや楽しさが必要あでり
- 飽きずに何度でも読みたくなる普遍性が必要であり、、、
この様なたくさんの要素を全て1冊に込めることは相当難しいことなんだなと。
林明子さんの作品がいつまでも多くの方に選び続けられ、多くの子どもたちに「もう一回読んで」と何度も言わせるのは、こういった細かな要素がぎゅっと凝縮されているからなんだなと納得できました。
まだ読んでいない絵本もあるので、機会があれば手に取ってみたいと思います。
絵本作家「林明子さん」の原画展(絵本のひきだし)について
林明子さんは2017年〜2018年で40周年イベントとして原画展を開かれていた様でした。2019年は予定されていませんが、サイトが残っていましたので以下にリンクしておきます。
「絵本のひきだし 林明子原画展」
https://www.asahi.com/event/hayashiakiko/
まとめ
大人気絵本を数々リリースされる林明子さんの人物についてまとめてきましたが、いかがでしたでしょうか。
個人的には絵本に情熱を注ぐ林明子さんだからこそ選ばれ続ける絵本が描けたんだなと納得。
これからも良い作品をたくさんリリースしていただきたいと思いました。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。