今回は、トイレトレーニングはいつから始めるべきなのか、無理せずに始められる目安ってあるの?というテーマで書いていきます。

トイトレっていつから始めればいいんだろう?早く始めるべきなのかな?だいたいいつ頃から始めるべきなのか、始める時期の目安を知りたいです。

我が家は3人の子供がいて上2人はトイトレを卒業しましたが、一番上の子のトイトレをはじめる前に我が家でもこういった悩みがありました。
ということで今回は、実際に2人のトイレトレーニングを卒業させてみて思う、無理せず始められる目安をお伝えしたいと思います。
トイレトレーニングはいつから始めるべきか【開始の目安】
トイレトレーニングを始めるのに最適なタイミングはこの2つが出来るようになってからにすると良いと思います。
- おしっこが出そうとわかるようになってから
- ぼうこうに2時間程度おしっこがためられるようになってから
これができない時期からトイレトレーニングを始めると、結果的に卒業まで時間がかかってしまうことになります。
このあたりは、保育士歴12年の男性保育士てぃ先生のYouTubeでも解説されていました。(YouTubeチャンネル登録者数14万人以上)
おしっこが出そうとわかるようになってから
そもそもですが、おしっこが出そうということがわかるようになってからトイレトレーニングを始めないと、おトイレに連れて行くべき正しいタイミングがわかりませんよね。
極端な話、むやみやたらに10分おきにおしっこ行こうよ〜と声をかけないといけなくなるわけです。
これはトイレトレーニングに付き合う大人もつらいですし、遊びに集中させてもらえない子供はもっとつらいですよね。
なのでまずはおしっこが出そうということがわかるようになってから始めるのがベストということになります。
ぼうこうに2時間程度おしっこがためられるようになってから
ぼうこうにおしっこをためられる量も成長によって増えていきます。
まだぼうこうの成長が足りず、おしっこが1時間程度しかためられない状態でトイレトレーニングをした場合は、子供が尿意に気付いたとしても1時間経たないうちに、またトイレに行かないといけないので、トイレ中心の生活になってしまいます。
トイレ中心の生活になってしまうようでは、子供もおしっこが出そうと思っても、またトイレに行くのは面倒なので、トイレに行きたい!とはなりにくいかと思います。
ですので、まずは子供の身体的な成長が追いついてからトイレトレーニングは始めるべきということになります。
トイレトレーニングを始める前の準備
子供がトイレトレーニングを始めるための身体的な成長について書きましたが、いざ始める前に準備しておくと良い環境などもあります。

この3つを準備しておくとスムーズなトイレトレーニングができますよ。
- トイレに子供の好きなものを置くなどして楽しい場所にする
- 好きなキャラクターの補助便座を用意する
- 絵本でトイレについて勉強
トイレを楽しい場所にする
子供は基本的に遊びの途中でおしっこに気付きトイレに行くわけですから、トイレに行くということがつまらなければ、子供はトイレに行きたいとは思いません。
おしっこがもれて気持ちが悪いから行こうかなというネガティブな行動理由よりも、トイレでおしっこをするとほめられるし、トイレにはかわいいものがあるし、ママやパパと会話もできて楽しい場所というイメージを先行させ、誘導できるとスムーズです。
好きなキャラクターの補助便座を用意する
補助便座を用意すると、子供が安定して便座に座れるので、トイレ嫌いになりづらいという意味では補助便座は必要かなと思っています。
子供からするとトイレでおしっこをするという行為自体が初心者で不安なことなので、便座に座って安定しないとなると、その不安が増してしまいます。
出来るだけトイレに対するネガティブな感情を排除してあげることが子供の自信に繋がるので、是非補助便座は用意してあげてください。

実際に普通の便座に座らせてみると、親が支えていないとおしりが落ちてしまうので、不安が大きそうだったなぁ。
それから用意する補助便座は、キャラクターものじゃなくてもいいのですが、子供って大好きなキャラクターが必ずありますよね。
スプーンでも歯ブラシでも、大好きなキャラクターが描かれているだけでテンションが上がるもの。子供が少しでもトイレに親近感を持てるようにキャラクターものを選んであげるとより卒業が近くなると思っています。
絵本でトイレについて勉強

そもそもトイレって何?おしっこってなんでトイレでしないといけないの?みたいな基本的なことってどうやって教えたんだっけな?
親がしているところを見せたりしたことはないし、どうしたんだっけな?と振り返ると、絵本でおしっこやうんちをトイレでしているものを見せたりしたくらいでした。
子供はおしっこやうんちについて興味を持ちますので、そういった絵本を読みながら、今度は〇〇ちゃんもやってみようか〜と促しながら、子供の意欲を確かめた上でスタートすると良いのではないかと思います。
トイレトレーニングは子供のやる気が全てと言っても過言ではないくらいですので、絵本で興味を持たせ、グッズでやる気をあげて、褒めることで継続させるという具合に頑張ってみてください。
【先輩ママに聞く】トイレトレーニングを始めた年齢
ベネッセのアンケート結果によると、トイレトレーニングを始めた時期で一番多いのは、2歳〜2歳6ヶ月。続いて1歳代前半、1歳代後半と続きます。

先輩ママの皆さん、結構早いんですね。。。
ただ、始めるのが早くても卒業まで時間がかかってしまうのなら、開始時期が適切とは言えないと思うんです。
下のグラフをみてください。
このグラフは、日中のおむつを卒業したのはいつ?という質問に対してのアンケート結果です。

結局、3歳以上でおむつが外れている子が半数以上。つまり、あまり早く始めても結局長引いてしまうことも多いという現実です。

2歳後半〜3歳で始めてるママさんもいますが、おむつ外れの年齢で4歳以上というのはごく少数。スタートで焦らなくても追いつけるんです。お子さんの体の成長に合わせてゆっくり始めましょう。
下の記事「【2歳児のトイトレの始め方】心の余裕をもつことが卒業が早まるコツ」では、おむつが外れるまでかかった期間などのアンケート結果も載せています。
トイレトレーニングを無理して始めないほうが良い理由
トイレトレーニングを早めに始めたくなる理由はいつくかあると思います。
- おむつ代がかさむ
- おむつを替えるのが面倒
- 早く大人になって欲しい
これ、どれもすごくわかります。
でも、早くにトイレトレーニングを始めたとして、運良くすんなりいけばいいですが、先ほどのデータのとおり、早く始めると長引くケースが多いのも現実。それにはそれ相応の理由があるんです。
つまり、デメリットも多い諸刃の剣ということを理解しておく必要があります。
なので、無理して早くに始めない方が良い理由を書いておきます。
子供の自尊心を傷つける
早くに始めると、失敗も多くします。そうすると、自分はできないんだというネガティブな感情を抱いてしまうことが増えますので、自分の自尊心が傷ついてしまうことにも繋がります。
親の精神的負担が増える
子供が失敗するたびに、親は洋服を変えたり、洗濯機に入れる前に予洗いしたり、床を拭いたり、その後念のためトイレに連れて行って便座に座らせてみたりと、失敗のたびに親も苦労します。
この失敗が続くと、親も疲れてくるので、態度に出てしまうこともしばしば。
そうすると、子供も気づくので、さらに落ち込んでしまうという悪循環を引き起こします。
トイレ中心の生活になってしまう
体の成長が伴っていないと、短いサイクルでトイレに連れて行くことになります。
そうすると、またトイレに行かないといけないのか、、、嫌だな、、、トイレ行きたくない、トイレ嫌い。ということになり、こちらもトイレ嫌いの原因になります。
トイレが嫌いになってしまうと、結果アレルギー反応を起こし、卒業が遅くなります。
まとめ
トイレトレーニングはいつから始める?【無理せず始められる目安】というテーマで書いてきましたが、いかがでしたでしょうか。
お伝えしたことを簡単にまとめます。
- 身体的な成長が確認できてから始めないと長引く
- 始める前に環境を整えておくとスムーズ
- 先輩ママのアンケートでは、早くに始めても早くに終わっていないケースが多い
- 事情によって早く始めても良いが、デメリットも把握しておくこと
ということで、トイレトレーニングは適切なタイミングで始めることで、子供がトイレを嫌いにならず、親もストレスなく、長引かずにできるので、是非タイミングを見極めチャレンジしてみてくださいね。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。